就活・転職

大手企業内定者の学歴は?就活での学歴フィルターはあるの?

悩む人
大手企業は高学歴じゃないと内定は厳しいの?

学歴フィルターは存在するの?

本記事はこういった疑問に対してお答えする内容となっています。

筆者情報

  • 毎日CMで必ず見るような大手企業に勤務
  • 大手企業の就活の内情を知っています

大手企業内定者の学歴について

就活性に人気の企業ランキングトップ100などに登場するような、誰もが知っているような大手企業では、内定者の学歴はMARCH以上(MARCH・関関同立・早慶・地方国立・旧帝一工)が大半を占めます。

というのも、MARCH以上の学歴の学生は一学年だけで13万人もいるからです。(一企業当たりの採用人数をかなり多く300人と仮定しても、人気大手企業100社に内定できるのは3万人)

ただし、業種や企業風土によって学歴構成は多少変わります。

【早慶以上が大多数】総合商社・シンクタンク・コンサルティングファーム・広告代理店など

【早慶以上と上位国立大が大多数】東証一部上場一流企業

【MARCHが多数で早慶以上もちらほら】東証一部上場大手企業

かなりざっくりとした紹介ですが、大手企業と言ってもこのように企業によって学歴構成はマチマチです。

残念ながら学歴フィルターは存在します

所属する大学の名前を採用試験の合否の基準としてしまうのが学歴フィルターですが、2020年現在も確かに存在しています。

学歴フィルターが使われるタイミングは次の四つです。

・企業説明会

・エントリーシート

・筆記試験

・リクルーター面接

ただし、問題があればすぐSNSで炎上してしまうご時世なので、あからさまな学歴による選別を行っている企業は少ないと思われます。

僕の勤める会社もMARCHを基準とした学歴フィルター学歴があるとネットに書かれていて確かに同期の9割はMARCH以上の学歴ですが、1割ほどはそれに満たない偏差値の大学の方もいます。

高学歴じゃない人が大手企業の内定をもらうためには

面接対策を徹底して行う

大手企業の中には人物重視の採用を行っているところが数多くあります。

人物重視の面接の場合、多少学歴が他の就活生に劣っていても、人柄が優れていたりコミュニケーション能力に秀でていたら採用されます。

しかし、対策不足で面接力が上がらないままだと人柄もコミュニケーション能力の高さも面接官に伝わらないまま落ちてしまいます。

そこで、面接力を上げるために対策をしっかりと行いましょう。

面接は場数を踏めば自信がつき上達しますが、練習のためにいろいろな企業を受けまくるのも非効率なので、就活支援サービスを利用しましょう。

ES指導・自己分析指導に加え、就活の面接指導も以各種施設で無料で受けることが出来ます。

無料で利用できる就活支援サービスはこちらの記事で詳しく紹介しています。

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学歴フィルターがない企業を選んで受ける

学歴フィルターが無い大手企業を狙って受けるようにすることで、学歴が関係ないフェアな状況で戦うことができます。

学歴フィルターを採用していない企業を調べるには、マイナビやリクナビで調べたい企業のページに飛び、採用実績大学の欄を見ましょう。

全国のあらゆる偏差値の大学が採用実績欄に記載があれば、その企業は学歴フィルターがないということになります。

また、自分の大学や同じ大学群(MARCH・成成明学・日東駒専など)の大学が採用実績にあれば、学歴フィルターがあるにしても足切りは無いということになります。

大学のOB・OG訪問システムを使い、先輩が内定をもらっている大手企業を調べることも有効です。

高学歴でも大手企業の内定は難しい

ここまで読んで、「俺は高学歴だから大手企業内定は余裕!」と思った方もいるかもしれませんが、それは注意が必要です。

大手企業の内定難易度はかなり高いです。

理由は以下通り。

・ESも含めると倍率1000倍越えは当たり前

・運要素が強い

ESも含めると倍率1000倍越えは当たり前

就活が解禁されると、多くの就活生達はとりあえず名前を知っている大手企業に片っ端からESを出します。

その結果、大手企業のESも含めた内定倍率は1000倍以上にも膨れ上がるのです。

MARCH以上の学歴の学生は13万人以上もいるので、高学歴の学生もたくさんESを出してきます。

そのため、Webテスト対策・自己分析・ESの練り上げなどをしっかりした状態でないと、他の就活生に差をつけることができず、「お祈り」されてしまうのです。

人物重視の企業が増えてきた

人物重視の企業が多いことは、高学歴の就活生にとって嬉しくないですよね。

学歴が優れていても企業風土に合わない人は採用しないのが人物重視の採用です。

企業側の気持ちとしては、単に優秀な人だけでなく、企業風土に合った人を採用したいと思います。

いくら優秀な人でも、企業の雰囲気に合っていないと、その人にとっても同僚にとっても働きにくくなるので採用されません。

一つ一つの企業の風土について就活生が把握するのは不可能なので、自分の特徴を前面にアピールしたうえで、あとは企業側の判断に任せるというスタンスでいきましょう。

就活は、自分の特性と企業の風土が運よくマッチしていれば採用されますし、合っていなければ採用されないという、極めて不確実性のある試験なのです。

学歴にとらわれず就活力を高めよう

学歴フィルターがいまだに存在している以上、高学歴の学生の方が大手企業に内定しやすいのは確かです。

しかし、学歴フィルターが無かったり、学歴フィルターが緩い大手企業も数多くあります。

また、何も大手企業に内定することが全てではありません。(優良な中小企業・ベンチャー企業に就職した方がストレスが少なく幸せになれる場合もあります)

まずは、フィルターをすり抜けた場合高確率で内定を取れるくらいの就活力を身に付けるようにしましょう。

・自己分析

・ESの練り上げ

・面接対策をする

など、やれることは沢山あります。

大手企業内定は不可能ではありませんよ。

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