
全ての質問に使えるエントリーシートの書き方のコツが知りたい。
本記事はこのような疑問にお答えする内容となっています。
目次
ES対策の重要さについて
エントリーシート(以下ES)は、正しい書き方のコツを押さえて練習を繰り返すことで確実に上達します。
そのため、ES対策に時間をかけた人はグングン選考を通過するES書けるようになる一方、対策不足の人はどんどん差をつけられてしまいます。
就活は面接が大きなウェイトを占めますが、そもそもESが通過しないと面接にたどり着けませんし、面接が上達するためには沢山面接の経験を積まなければいけません。
ES対策をして面接に進める確率が高まると、その通過した企業の内定に近づくだけでなく、面接の経験を通して他の企業にも通用する面接力を鍛えることにもつながります。
ES落ちが重なると就活のモチベーションも下がってしまうので、しっかりと対策してES通過率を爆上げしましょう。
では、選考で通過しやすいESとはどんなものでしょうか?
それは、莫大な数のESに目を通す採用担当者がストレスなく読めて、スウっと内容が頭に入ってくるESです。
また、就活生の特徴が掴めないと会社に入社後どのように活躍するかが想像出来ないため、自分の強みや性格などがはっきりしている必要もあります。

全ての質問に使えるESの書き方の三つのコツ
聞かれたことに対して簡潔に答える
聞かれたことに対して不足があったり、別のことを答えたりすると、当然ですが評価は低くなりますし、その時点で採用担当者はESを読むのをやめてしまうかもしれません。
たとえば次のようなことは次のようなことはしていませんか?
AとBを教えてくださいという設問に対して、AまたはBしか回答していなかったり、AとBに加えてCも回答してしまっている。
Aした経験を教えてくださいという設問に対して、Aをするまでに至った経緯を詳しく書きすぎていて、経験自体の内容が薄い。

PREP法で書く
PREP法はとは、主張(Point)→理由(Reason)→具体例(Episode)→主張(Reason)の順番で文章を書く手法です。
この方法で書くと必然的に簡潔な文章になるので、是非身に付けましょう。
具体的にPREP法で書かれた文章を見てみましょう。
【主張】私の強みは、数字に強い係数感覚です。
【理由】大学三年生から統計学のゼミに所属し、各種統計分析や、論文執筆活動に力を入れてきました。
【具体例】日本企業の労働時間の長さが問題だと考え、労働時間を決定する要因について卒論研究を進めました。研究のために大学レベルの数学が登場する先行論文を読み解く必要がありましたが、大学一年生から興味を持って履修していた各種数学の授業が役立ち、理解して自身の論文に取り入れることが出来ました。また、各種統計手法も学んでいたため、自分オリジナルの分析をすることができ、上司のマネジメント力が最も労働時間に影響を与えるという興味深い結果を得ることが出来ました。
【主張】このような数字に対して物怖じしない力は、営業・管理部門どの領域でも必ず生かせる強みだと考えます。

エピソードは具体的に書く
具体的でないエピソードは読むひとがイメージしにくいですし、取ってつけたような印象になり信憑性が下がってしまいます。
ESでエピソードを書く際は5W1H(いつ、どこで、誰が(誰に)、何を、なぜ、どのように)を意識しましょう。
【悪い例】
私は塾講師のアルバイトで、集客を頑張り、売上を大きく上げることに貢献しました。
この経験から、課題解決力を身につけることができました。
【良い例】
私は、塾講師のアルバイトでの生徒数を増やす取り組みを通し、課題解決力を身につけました。
生徒に対するアンケートから、学生に当塾があまり認知されていないとわかったため、無料体験イベントや学校の前でのビラ配りを塾長に対して提案し、実施しました。
活動に消極的なメンバーもいましたが、私が率先して面倒な業務を引き受けることで、周囲の理解を流ことができました。
この取組後、生徒のみならず、口コミで親御さんの間でも当塾が認知されるようになり、生徒数が前年比で150%までに増加しました。

ESの書き方は面接でも役立つ
ESが通過したら次の難関は面接ですが、面接ではESで使ったノウハウが利用できます。
例えば「学生時代頑張ったこと」、「強み」、「志望理由」、「困難なことを乗り越えた経験」など、ESの質問の多くがそのまま面接で聞かれる機会は多いです。
ESがしっかりと上記三つのポイント(聞かれたことに答える、PREP法、エピソードは具体的に)を押さえているえたものだと、そのまま面接で同じことを言えば良いので楽です。
ただし、面接では話すスピードや話す時間なども評価されるため、ESを基にして面接用の対策をする必要があります。
21卒の方はあまり時間はありませんので、確実に効率的な対策をするために大学のキャリアセンターやエージェントなどを使うようにしましょう。
無料で良質な面接対策ができるサービスはこちらの記事で紹介しているので、是非目を通してみて下さい。
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