この記事を読むメリット
- 数学の参考書の正しい進め方が分かる
- 時間がない仮面浪人の人に合った数学の参考書が分かる
信頼性の担保
- ほたぺこは仮面浪人の末に慶應経済に数学・英語受験で入学しました
行きたい大学に落ちたけど、両親が純粋な浪人を許してくれず、仕方なく不本意な大学に通いながら一年後の第一志望合格を目指さざるをえない仮面浪人。
ほたぺこも、MARCHの某大学で仮面浪人を一年経験し、もともと行きたかった慶應義塾大学経済学部に数学受験で合格することができました。
一年間という期間はただでさえあっという間に終わるのに、仮面浪人となればなおさら時間は足りません。
そこで大切になってくるのが正しい勉強法と、正しい参考書選び。
今回は、はじめに全科目に共通して言える正しい勉強法を紹介し、次に、数学に絞って信頼のおすすめの参考書を紹介します。
1. 正しい勉強の進め方について


でもなんとなく違う参考書もやってみよ!
典型的な間違った勉強法です。
私も経験がありますが、受験参考書はたくさん種類があるので、いろいろなものを揃えたくなってしまうんですよね。
そして本棚にはたくさんの参考書が溢れ、一つの参考書を極める前に、中途半端に他の参考書にも手を出してしまう。
つまり、正しい勉強法とは、網羅性のあって信頼できる良書と呼ばれる参考書一冊を、繰り返し何度も解くことに尽きます。
そこで、繰り返し何度も解くことは皆さまの努力をお願いするとして、ここでは網羅性があって信頼できる参考書を紹介したいと思います。
2.難易度別文系数学おすすめ参考書
※文系数学といっても、範囲が数学ⅠAⅡBの範囲に限られているだけなので、理系の方も参考にしてみてください。
① 基礎問題精講
こちらは今回紹介する参考書の中で最も易しいので、数学に自信がないという方におすすめです。
具体的に言うと、教科書レベルからMARCHくらいのレベルの問題です。
各問題ごとにポイントが分かりやすく示されていたり、その問題を解く際に使う公式も近くにまとめられているので、とても使いやすいです。
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価格:1,210円 |
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価格:1,320円 |
※基礎問題精講がどうしても難しいという方は、『入門問題精講』を参照しながらやるといいと思います。
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価格:1,210円 |
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価格:1,430円 |
②青チャート
チャート式シリーズの青いバージョンです。
こちらは自称進学校(私の母校です)から、本物の進学校まで、幅広く授業などで使われているので、すでにお持ちの方も多いのではないでしょうか。
問題のレベルは、初歩から難関大入試レベルまで幅広く対応しています。
そのため、難しくて無理と思った問題に出会ったら、そこで深く悩むのではなく、付箋を貼っておくなどして、先生や友達に後日聞くようにしましょう。
また、例題の下に練習問題が載っていますが、問題の考え方においてほぼ例題と変わらないため、例題だけを解いて大丈夫です。
練習問題もやると問題数が膨大になってしまうので、それよりは例題だけを解くやり方で、一冊を何週も解きましょう。
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③ 一対一対応の数学
こちらは、数学がある程度得意な人に大変おすすめです。
MARCHレベルから、早慶、さらには旧帝大や一橋などの難関大学レベルまで対応しています。
ほたぺこは仮面浪人の一年間の数学の勉強においては、このシリーズのⅠ・A・Ⅱ・Bの4冊のみを10週以上回しました。
最大の特徴はその薄さです。
そのため、青チャートは厚すぎてやる気が起きないという方にもおすすめできます。
ただし、青チャートとは異なり、例題と練習問題がセットで問題の解き方・考え方を網羅的に習得できる作りになっているので、練習問題もあわせて解くようにしましょう。
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文系数学難易度別参考書まとめ
本当に信頼できる、網羅性のある参考書を三種紹介させていただきました。
自分の偏差値や志望校に合わせて上記三種のうちどのシリーズを選ぶかを決めて、あとは他の参考書には基本的に浮気せずに、何週も何十週もその相棒となる参考書を解き続けてみてください。
回答暗記などに走らず、一問一問考えながら同じ参考書を繰り返し解いていくことで、体系的な、確かな数学力が身につくはずです。
※参考書で分からないことが出てきたら「スタディサプリ」のワード検索がおすすめです。