
浪人経験を逆にアピールするにはどうすればいいか知りたい。
本記事はこういった疑問にお答えする内容となっています。
おそらく、浪人した経験がある人はそうでない現役生よりも、就活では不利になると思っている人は多いのではないでしょうか?
実はこれは間違いで、一浪や二浪や一浪一留したからと言って就活は不利にならないと言われています。
ここでは、就活で浪人が不利にならない理由と、浪人経験を生かして逆に有利にする方法を説明していきます。
大手企業に内定をもらう人の特徴について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
>>【大手の内定をもらう人になるには】就活で大手企業に受かる人の特徴
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【大手の内定をもらう人になるには】就活で大手企業に受かる人の特徴
悩み多きひと就活で大手企業に受かる人の特徴が知りたい。 大手企業に内定をもらいたい。 こういった要望にお応 ...
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筆者情報
- 二浪(一浪+仮面浪人)の経験あり
- 倍率が100倍を超える大手食品メーカー経理部勤務
目次
浪人の経験によって就活は不利にならない
浪人経験の有無によって学生を差別する企業はほとんどないと言われています。
ただし、浪人したことの明確な理由が言えないとマイナスの印象になってしまうということには注意しましょう。
浪人した人なら誰しも理由があるはずなので、就活対策で行う自己分析の一環として、浪人したことの理由を整理しておきましょう。
では、その理由が言えることを前提として、浪人が就活では不利にならない理由を説明します。
二年遅れまでは新卒扱いされる
ほとんどの企業では、2年遅れ(二浪や一浪+一留)までは新卒扱いとして現役生と同じ枠で採用試験をうけることができます。
私は二浪で大手企業食品メーカーに内定をもらいましたが、同期のうち6割現役生、3割一浪生、1割二浪以上という割合でした。浪人が少ないと思うかもしれませんが、私はむしろ逆で、かなり多いと思います。
というのも、全国の大学入学者の年齢別割合は現役生:一浪:二浪=14:3:1(2020年度実績)となっており、全国の浪人の構成比に比べて私の会社の浪人生が多いのがわかると思います。(総務省統計局より)
これは私の勤める会社が特別というわけではなく、大学の友人が内定をもらった企業を見ても全国の浪人構成比に比べても、企業に内定をもらえる浪人生の比率は大きくなっています。
浪人経験者が比較的多く内定を貰っているのは浪人には現役生にない強みをアピールしやすいためなのですが、理由は記事後半で説明します。
二浪経験者が大手企業に内定をもらうための方法を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
>二浪出身者が大手企業に内定をもらうための戦略【経験者が教えます】
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二浪出身者が大手企業に内定をもらうための戦略【経験者が教えます】
悩み多きひと二浪した人は大手企業に就職するのは不可能なの? 二浪経験者が大手企業に受かるにはどうしたらいい? 本記事はこ ...
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就活では仕事をする力で評価される
就活では「仕事を遂行する能力があるか?」や「その会社に馴染めるか?」という軸で評価されます。
つまり、浪人の有無は就活の選考において関係ないのです。
もちろん、浪人した事実が「怠け者」という印象を与えてしまえば選考において不利になってしまいますが、明確な浪人した理由が言えれば問題ありません。
現役生でも「怠け者」と判断されることはありますし、そもそも浪人したことだけを元にして、その人の仕事遂行の応力や人となりを判断することは出来ません。
浪人したからどうこうというよりも、現役生と同じく、自己分析をした上で自分の強みや魅力を面接官にアピールすることが就活では大事なのです。
浪人経験によって就活が有利にもなることも
浪人の日々は、ただ何もしない日々ではなく、志望校合格に向けて努力した日々です。
現役生ももちろん勉強をがんばったわけですが、浪人生は浪人特有の孤独さや不安に耐えた経験があります。
浪人を乗り越えた事実+自分の強みを絡めてアピールすることができれば、浪人経験を逆にメリットにすることができるのです。
浪人経験者がアピールしやすい強み
浪人経験と絡めてエントリーシートや面接でアピールしやすい強みは、例えば次のようなものがあります。
・粘り強さ
・視野の広さ
・協調性
粘り強さは大学に落ちても諦めなかったっこと、視野の広さは普通の人より学生経験は長いこと、協調性は大学で違う年齢の同級生と友達になったことからアピールできます。
さらに、アルバイトやゼミやサークル活動などの経験からも今述べた強みが主張できれば、十分な説得力になります。
自分の強みを効果的にアピールできるようにしよう
過去のアルバイト・サークル活動・ゼミ活動・卒論執筆の経験などを振り返り、上記で述べたような強みを発揮できた経験をまずは探しましょう。
自分のアピールポイントが自己分析の結果発見できたら、それを効果的にエントリーシートや面接でアピールできるように練り上げる必要があります。
ただし、自分だけでESや面接の練り上げをしようとすると就活に不適切な内容になってしまう危険もありますし、何より非効率です。
そこで私が活用したのが次の三つサービスです。
・就活エージェント
・大学のキャリアセンター
・ハローワーク
それぞれの特徴は「【21卒必見】無料で就活の面接対策をしてくれるおすすめサービス3選」で解説していますのでご覧下さい。
どのサービスも無料でES添削・面接指導などの幅広い就活指導をしてくれるので、積極的に活用しましょう。
浪人経験者は自信を持って就活に挑もう
以上、浪人経験が就活で不利にならない理由・浪人経験を就活の強みに変える方法を説明しました。浪人は就活で不利になりませんし、むしろ有利になることもあります。
しかし、自身が無さそうに見えてしまうと受かる企業にも受からなくなってしまいます。
自己分析とES・面接の練り上げによって自身をつけ、堂々と就活に挑みましょう。